侍ジャパンがWBC準決勝のアメリカ戦に臨み、1-2で敗れた。内野陣にミスが重なり失点し、打線も散発4安打と湿った。小久保裕紀監督のコメント。

 「ミスをした方が負けるが、責めることはできない。日本は人工芝でのプレーがほとんど。あれだけの選手たちが芯で捉えられない。動くボール、威力がワンランク上。フォーシーム主体のリーグでプレーしている。どこで訓練すれば? となる」。

 試合後の会見で退任の意向を表明。「2013年(10月)から、この大会に向けてやらせていただいた。契約は満了、ということです。解放感がある」。

 「やり切ったと言えばやり切ったが、勝てなかったのは事実」。選手たちへは「リスクをかえりみず、日本のために使命感を持って戦ってくれた。『胸を張って堂々と帰国しよう』と伝えました」と感謝した。