巨人菅野智之投手(27)が27日、今季初先発する4月4日のDeNA戦に向けて気持ちを新たにした。

 都内ホテルで行われた、財界人を中心とした有志で構成する「燦燦(さんさん)会」の総会に出席。司会者の指名を受けて壇上に上がり、開幕回避に至った経緯を説明した。

 「思っているよりも疲労はありましたという話を監督にしたところ、ご配慮いただいたという形です。投げられないことはないです。ただ、そこに投げるには多少の無理が必要かなと思いました。去年は前半戦で頑張りすぎて、後半戦があまり成績がよくなかった。その反省も踏まえました」と複雑な心境を明かした。

 DeNA戦ではWBC日本代表の4番、筒香と対戦する。「自分にとっても、チームにとっても、DeNAにはやられているイメージが強い。そこでしっかり勝てば、今年1年、ベイスターズにはいい印象でいけるのではないかと思います。大事な一戦になると思います」と力を込めた。