広島の鈴木誠也外野手(22)が11日の巨人1回戦(東京ドーム)で「4番右翼」でスタメンを飾った。自身初の4番出場となった。

 ここまで開幕から全試合4番を務めていた新井貴浩内野手(40)が休養日となり、エルドレッドが「6番一塁」に。「5番左翼」で松山が入った。スタメンが発表されると、東京ドームのファンからはどよめきと大歓声が起きた。

 開幕前の3月27日、緒方孝市監督(48)はファンミーティングの壇上で「今年の課題は4番打者。ここを鈴木誠也。昨季以上の成長が見られれば4番に据えようかなという考えもある。それなりの結果を残せば。(調子や相性を)考えずに、中心にいるべき人がいれば打線を組みやすい」と期待を寄せていた。