昨春のセンバツを制した東洋大の村上頌樹投手(1年=智弁学園)が初戦でデビューした。

 2点差の8回に2番手として登板。先頭こそ遊ゴロに仕留めたものの、1死から三塁打を浴びて、次打者の二塁ゴロ(記録は野選)の間に1点を失った。

 1回、打者5人に対し、26球を投げて被安打1の1失点。最速144キロをマークしたが、村上は球速よりも制球がままならなかったことが気になった様子。「(三塁打は)真ん中のまっすぐ。投げたい気持ちがありすぎ、カウントを悪くしてしまった。自分の持ち味を出せなかった」と話した。