【セ・リーグ】

◆巨人マイコラス3勝目、ヤクルトは打線沈黙で2連敗

<ヤクルト0-7巨人>◇28日◇神宮

 巨人は1回に坂本勇の適時打で先制し、マギーの4号3ランで4点を挙げる。3回にも石川の1号2ランで点差を広げた。

 巨人は4回にマギーの適時二塁打で1点を追加。先発マイコラスは6回まで無失点。ヤクルト先発石川は4回7失点で降板した。

 巨人は7回から継投。リードを守り連敗を2で止めた。マイコラスは3勝目。ヤクルトは打線がつながらず2連敗、石川は2敗目を喫した。

◆DeNAウィーランド初勝利&打点 広島加藤3敗目

<DeNA9-3広島>◇28日◇横浜

 DeNAは1回1死一塁で梶谷の5号2ランで先制。広島は2回1死一塁から、石原の右越え適時二塁打で1点かえす。

 DeNAは4回、ウィーランドが2点打で追加点。5回にも戸柱の2点打などで突き放す。広島は6回に5連打も2点にとどまる。

 DeNAは8回2死一、二塁から筒香の中越え適時二塁打で2点を追加。ウィーランドが初勝利。広島加藤は3敗目を喫した。

◆阪神連勝!メッセンジャー7回6安打無失点で4勝目

<阪神6-0中日>◇28日◇甲子園

 両先発がまずまずの立ち上がり。阪神メッセンジャーは3回を3安打無失点。中日大野は3回を1安打無失点に抑えた。

 阪神が4回にキャンベルの適時二塁打で先制。北條の左犠飛で1点を追加した。5回には中谷の1号ソロも飛び出した。

 阪神は7回にも上本、糸井の適時打で3点を追加。先発メッセンジャーは7回6安打無失点で4勝目を挙げた。

【パ・リーグ】

◆ソフトバンク福田が決勝弾、オリックス西は初黒星

<オリックス1-3ソフトバンク>◇28日◇京セラドーム大阪

 ソフトバンクは2回にデスパイネの右中間4号ソロで先制。復帰後初出場の川崎は2回までの2打席とも西の前に凡退した。

 ソフトバンクは5、6回とも2死一、二塁としたが追加点ならず。オリックスは6回2死一、三塁から中田の暴投で追いついた。

 ソフトバンクは7回に途中出場の福田が右越えに勝ち越し1号2ラン。先発中田が1失点で2勝目、サファテが9セーブ目。2被弾で3失点のオリックス西は初黒星。

◆西武菊池、ロッテ涌井がともに譲らず 救援陣も好投

<西武2-2ロッテ>◇28日◇メットライフドーム

 西武は3回無死一、三塁から、浅村の遊併殺打の間に1点を先制した。先発の菊池は3回までに1安打5奪三振の力投。

 ロッテは6回表、西武内野陣の乱れに乗じて2点を挙げ逆転。西武は6回裏、外崎の三ゴロ併殺崩れの間に同点とした。

 西武菊池は7回を投げ被安打3、10奪三振。ロッテ涌井も被安打5、自責点1と力投。ともに勝敗つかぬまま降板。延長に入った。

 延長10回から西武は牧田(2回)、大石、ロッテは大谷、有吉、藤岡が好投。両軍3イニング無得点で引き分けた。