立大がサヨナラ勝ちで早大に1勝1敗とし、勝負を3回戦に持ち込んだ。

 9回表に3点のリードを追いつかれたが、その裏に代打職人が決めた。1死一塁から大東孝輔内野手(4年=長良)が外角球をとらえ、右翼手の頭上を越える適時三塁打とした。練習試合から、相手投手が左腕の場合に代打に立つ。「逆転されなければ裏の攻撃の方が有利。センター方向に強い打球を打とうと意識しました」と、入学後初のサヨナラ打を喜んだ。

 この試合に敗れれば優勝の可能性は消滅だったが一転。16日から次週の明大戦までさらに3連勝すれば、99年秋以来の優勝が決まる。