ロッテは今季2度目の3連勝とならなかった。

 3回に3番清田育宏外野手(31)4番角中勝也外野手(30)の連続適時打で3点を先制したが、投手陣が踏ん張れず。3本塁打を浴びて逆転負けを喫した。

 ここまで3勝とチームの勝ち頭で、最近2試合で好投していた先発の二木康太投手(21)は、4回74球で9安打3失点だった。5回表に2死満塁の場面で代打にパラデスを出され、降板となった。

 「もうひとつ粘れなかった。(交代は)ベンチの作戦なので何も言うことはない。ずっとピンチで粘っていこうと思ったけど、あの本塁打が…」と、3回に鈴木に浴びた同点3ランを悔いた。変化球を3球続けて2ボール1ストライクとした後、139キロの内角直球を左翼に引っ張られ、特大の本塁打を浴びた。

 伊東監督は「球場が狭い。1発を食らってはいけない場面で2発食らった。打線は一時より良くなったけど、先発が5回持たない。しょうがない」と渋い表情を浮かべた。