日本ハム栗山英樹監督(56)が試合前、通算2000安打を達成した中日荒木の偉業達成を喜んだ。監督就任前のスポーツキャスター時代に何度も取材し、親交があり、試合前練習中にコメントした。

 「良かったね。本当に、よく評論家時代から話していたし、本当に良かったよね。メッセージを送らないといけないし、スイッチヒッターをやったりいろいろ苦労してきたけど本当に良かった。ああいう形でさ、チームを勝たせる選手。二遊間の重要性とか、やっぱり守り勝つことを中日は証明したけど、そういう中で長い間やりながら、あれだけヒットを打ったのは本当に素晴らしいことだと思う。(荒木のことを)『トラ』とオレは呼ぶけど、心の底から『トラ、本当に良かったね』と。なんか、わが事のようにうれしかった。よく飯も食ったし、いろんな話もしてきた。よく話すよ、会うと。監督(生活が)終わったら、飯食おうなって」