ソフトバンク柳田悠岐外野手(28)が23日、日本生命セ・パ交流戦の最優秀選手賞(MVP)を獲得した。15年以来2年ぶり2度目。MVP2度は交流戦史上初めて。

 会見した柳田は「非常にうれしいです」とニッコリ。交流戦は全18試合に出場。打率3割3分8厘、7本塁打、交流戦トップの23打点を挙げた。

 6日ヤクルト戦では延長10回に三塁線上にコロコロと転がりピタリ止まる推定飛距離10メートルのサヨナラ安打。「やはりサヨナラ打ですね。すごいラッキーというか、覚えてます」。勝負強い打撃で3年連続の交流戦勝率1位にチームを導いた。期間中は4日連続お立ち台に立ったこともあった。「その時は本当にうまくいきすぎた。そういうことがあるから野球はやめられない」と笑った。

 賞金200万の使い道について問われると「特に考えていないです。まあ、適当に使います」と笑顔でかわした。