巨人菅野智之投手(27)が、たった2球で4敗目(7勝)を喫した。

 試合前まで、地方球場では9戦7勝(1敗)、巨人の主催試合に限れば6戦6勝の「地方の鬼」。立ち上がりに3連続三振を奪うなど、3回までパーフェクトピッチングを続けた。

 しかし4回、梶谷に11号ソロを右翼席にたたき込まれて初安打初失点。5、6回を再び完全投球で立て直したが、7回、筒香への四球からロペスに17号2ランを浴びて3失点目。今季最多タイの10三振を奪いながら、わずか2安打で負け投手になった。

 「(ホームランは)両方防げればよかったんですが。梶谷さんの方は防げたかもしれませんが、ロペス選手の方は、相手がいいバッターだったということです」と悔しがった。