日本ハム松本剛内野手(23)がプロ6年目で初のサヨナラ打を放ち、チームの連敗を5で止めた。

 「2番左翼」で先発。延長11回1死一、三塁。初球を振り抜き、二塁内野安打で決勝点をもぎ取って決着させた。この日3安打の猛打賞。8回には先頭で四球を選び、レアードの同点弾につなげた。お立ち台に立ったヒーローは「いやぁ、なんかしょうもない終わり方になっちゃったけど、勝てて良かったです」とクリーンヒットとはいかず、照れ笑いを浮かべた。後半戦で初勝利。「まだまだ優勝を諦めていません」と、札幌ドームに集まったファンに巻き返しを誓っていた。