広島打線が8回に巨人マイコラスをつかまえた。

 先頭安部が中前打で出塁。8番会沢が犠打で1死二塁と好機をつくった。力投を続けた野村に代わり、西川が代打で打席に立った。カウント1-2からの4球目。外角高めの147キロを引っ張った。一、二塁間へのゴロに巨人の二塁マギーがスライディングキャッチを試みるも捕球に失敗。ボールが後方にわずかに転がるのを見て、二塁走者安部は一気に三塁をけった。左手でホームを触れて生還。適時内野安打で先制点を挙げた西川は「結果オーライです」と振り返った。

 さらに1番田中が右前打で続き1死一、二塁からは2番菊池涼介内野手(27)が中前適時打。カウント2-2からの変化球をはじきかえし「三塁ゴロが続いていて、内容も悪かった。なんとかしたいという気持ちでした」と振り返った。