ヤクルトが歴史的な勝利を収めた。プロ野球タイ記録の10点差逆転勝ち。しかもサヨナラで試合を決めた。

 先発星が崩れて5回までに0-10と敗戦ムードだったが、7回に代打中村が2ラン。8回にはバレンティンの2ランに始まり打者一巡。2点差まで迫り、山田の適時打で追いついた。

 試合は延長に入り、10回に大松のサヨナラ弾で決着がついた。

 10点差逆転勝ちは、1949年(昭24)10月2日に大陽が大映戦、51年5月19日に松竹が大洋戦、97年8月24日に近鉄がロッテ戦で記録して以来、20年ぶり史上4度目のプロ野球タイ記録。