巨人は28日、育成選手の青山誠外野手(25)と増田大輝内野手(23)の2人と支配下契約を結ぶことを発表した。2人は、ジャイアンツ球場(川崎市)の3軍全体練習前に円陣の中心であいさつ。同じ育成の選手と首脳陣、スタッフらから祝福の拍手を浴びた。

 青山は13年の育成ドラフト1位で、パンチ力のある打撃が持ち味。ここまでイースタン・リーグで10試合に出場し、打率2割6分9厘で2本塁打を記録している。新背番号は「99」。

 堅実な守備が売りの増田は15年の同1位。課題だった打力を向上させ、攻守で評価を高めていた。新背番号は「98」。

 7月31日の支配下登録期限を控え、4月に支配下登録された篠原を含め、今季は3人目の昇格となる。支配下登録経験のない育成3選手の昇格は球団では12年以来、5年ぶりとなる。