広島が逆転勝利。松山竜平外野手(31)が右肩の違和感、安部友裕内野手(28)が腰の違和感で途中交代するアクシデントも、代わって出場した新井、西川が結果を出した。先発の薮田は10勝目をマークした。試合後の広島緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り

 -薮田が10勝

 緒方監督 初回につかまってしまって。その後、結果的に6イニング投げきったわけやからね。2回以降、持ち直した投球をしてくれたというのは評価する。

 -6回に失点

 緒方監督 最後ね、6回。暴投に、サイン違いのパスボール。4点目っていうのは、大きな反省をしてもらいたいよね。ああいうところで粘りきれるというのを次回以降、課題にしてもらいたい。ああいうのは本当にムダな1点、ムダな失点。粘りきらないと。まあ彼もいろんな経験をするなかでね。球数も100球を超えて、暑い中で。いかに集中して投球していくかというところ。サイン違いは問題外だから。

 -打線は粘った

 緒方監督 先制した後、ひっくり返されてしまったけどね。うちらしい1点、1点という攻撃で。粘り強く、集中力を持って攻撃してくれた。これは本当に今日は選手全員でとった勝利。きちっと役割を果たしてプレーしてくれた。

 -アクシデントもあったが

 緒方監督 ずっとこちらも注意はしているんだけど。こればっかりは想定外のことが起こりえてしまうからね。控えている選手、ベンチにいる選手も、常々口にしているように。全員で戦っていく気持ちでね。カバーしていきたい。