日本ハムのクリス・マーティン投手(31)が激高した。8回に5番手で登板。1死一塁で5番デスパイネを打席に迎え、カウント1ボールから2球目を投じる際にボークを取られると審判にブチ切れ、怒りを爆発させた。

 捕手の大野や中田、ベンチから駆けつけた吉井投手コーチらになだめられ落ち着きを取り戻し、その後デスパイネを見逃し三振、中村晃を空振り三振に打ち取り、無失点に抑えた。

 試合後に、マーティンは激怒した場面を振り返った。「ボークの判定にも不満だったけど、これで日本では5回目だと思うが、5回中4回がホークス戦のはず。なぜか、ホークス戦では(審判の)目が厳しい」と、過去の経験も踏まえて頭に血が上ったようだ。試合後は落ち着きを取り戻し、チームの勝利を喜んでいた。