阪神がまさかの投壊で広島にマジック再点灯を許した。

 先発のルーキー小野が不調で5点を失い、3回途中でKO。続く2番手のメンデスも6失点。4回終了時点で、9点を追う苦しい展開になった。福留の3ランなどで打線も粘ったが、大量失点が痛かった。自力優勝の可能性が再び消滅。広島とのゲーム差は「9・5」に広がった。マジック再点灯の問いかけに、金本知憲監督(49)は「もうええやん。毎回毎回、ついたじゃ、消えたじゃ、って…」と吐き捨てるように言った。