巨人の2年目、宇佐見真吾捕手(24)がプロ初本塁打をサヨナラ弾で決めた。球団では08年の加治前以来となる史上5人目の快挙。チームは3位DeNAとのゲーム差を4に縮めた。

 延長10回2死二塁、DeNAの左腕砂田のスライダーを打ち抜いた。打球は一直線に右翼席へ飛び込み、一塁ベンチへ何度も右腕を突き上げた。人生初というサヨナラホームラン。初のお立ち台に上がり「最高です! 何とかランナーをかえそうと思って打席に入りました。ファームではずっと、何とか1軍に上がってやるという気持ちでやってきました。本当によかったです」と振り返った。