男性警備員を負傷させるなどの不祥事を起こした巨人山口俊投手(30)に球団から1億円以上の大減額処分が下された。警視庁目黒署から傷害と器物損壊の疑いで書類送検された18日、東京・大手町の球団事務所で会見に出席した。この日から今季終了までの出場停止に加え、罰金と減俸を合わせて1億円を超える厳罰となった。

 -処分の内容をどう受け止めている

 山口俊 本当に重大なことをしてしまったと自覚しているし、球団とお話しさせてもらい、反省も込めて受け入れさせていただいた。

 -どのように1カ月過ごしたか

 山口俊 できる範囲の練習は自宅の中でトレーニングしていた。ただ一番は自分自身の反省が強い自宅謹慎。そちらの方をメインに考えて過ごした。

 -どのような気持ちで試合を見ていたか

 山口俊 ペナントレース終盤の大事な時期に、自分の軽率な行動によって起こした事態にすごい反省もした。申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 -病院、警備員からは「寛大な処分を」との声がある

 山口俊 警備員の方、病院の方の言葉があり、またプレーをさせていただく環境になったと思う。

 -お酒との今後の付き合いは

 山口俊 しっかり自分で自粛をして、またこのような軽率な行動、社会人としてあるまじき行動を取らぬよう、お酒の付き合いを考えて向き合っていきます。