日本ハム大谷翔平投手(23)が、3安打3打点の活躍で、6月以来となるチームの2カード連続勝ち越しに貢献した。

 3回に右前適時打、5回には中前適時打を放つと、圧巻は6回2死一塁で迎えた第4打席。西武小石の133キロ直球をたたき、低い弾道のまま右中間フェンスを直撃する一打で、今季初の1試合3打点を記録した。

 「(状態は)ちょっとずつよくなっていると思います」。試合前練習では、ブルペン入りして58球を投げた。「先発に向けて、しっかり投げられればいいと思います」。見守った栗山英樹監督(56)も「順調」と話し、投手としての復帰も近づいてきた。