中日アレックス・ゲレーロ内野手(30)がこの日2度目の死球にキレた。

 7回2死一、三塁で、桑原の内角球が左手付近を襲った。痛みに顔をゆがめて、トレーナーらに囲まれてそのまま早歩きで三塁側ベンチへ。めずらしく、ヘルメットをグラウンド方向に投げつけた。そのまま代走を出された。

 2回には青柳に右太もも付近にぶつけられており、死球はリーグトップの14個になった。中日は8月13日にビシエドが右腕尺骨骨折、前日には大島が左足の腓骨(ひこつ)骨折と、主軸が死球によって今季絶望になっている。ゲレーロ自身も7月に右手に死球を受けた影響で、欠場や打撃の調子を落とした時期があった。