デーブ・ヒルトン氏(元プロ野球ヤクルト、阪神内野手)米アリゾナ州の地元紙アリゾナ・リパブリック(電子版)によると、17日に死去、67歳。死因は不明。

 71年に米大リーグのドラフト全体1位でパドレス入り。78年にヤクルトに入団し、当時プロ野球タイ記録のシーズン8本の初回先頭打者本塁打を放って打率3割1分7厘、19本塁打、76打点で日本一に貢献した。79年も19本塁打を放ち、80年には阪神でプレーした。ヤクルトファンとして知られる作家村上春樹さんはエッセー集「職業としての小説家」の中で、小説を書こうと思い立ったのは78年4月の神宮球場でのセ・リーグ開幕戦でヒルトンが二塁打を打った瞬間だったと述べている。