日本ハム高浜祐仁内野手(21)がプロ初安打を放った。

 この日、2年ぶりに1軍昇格。6番DHでスタメン出場すると、6回にバンデンハークから中前打をマークした。「やっと出たので、うれしかったです」。高卒3年目で1軍出場2試合目、通算5打席目での初安打に笑みがあふれた。すぐに手元に戻ってきた記念のボールは「親に送ります」。

 今季はイースタン・リーグで打率2割9分2厘を記録し、現時点で首位打者。結果を残しながら、チャンスが巡ってくるのを待っていた。「やっとスタートラインに立てた。これからどんどんヒットを打って、あとホームランも打ちたい」。

 兄は07年高校生ドラフトで阪神から1巡目で指名され、現在はロッテに所属する高浜卓也内野手(28)。弟祐仁は14年ドラフト7位で横浜高から日本ハムに入団。ようやく飛び出した待望の安打を、今後の飛躍のきっかけにする。