ソフトバンク塚田正義外野手(28)が、代打決勝アーチを放った。

 1-1で迎えた7回、下半身に不安があり大事を取って交代したデスパイネの代打として指名され、上沢のカーブを捉えた打球は左翼席中段に達した。勝ち越しとなる、推定120メートルの2号ソロに「初球から積極的にいこうと思っていた。もう必死でした」。本塁打は8月3日オリックス戦(京セラドーム大阪)以来。出場は同14日以来だっただけに「使ってもらって、結果を残せてよかった」と息を弾ませた。

 チームは連敗を2で止め、優勝を決めた16日以来の白星。10試合を残して2年ぶりの90勝に到達した。