ヤクルトが5点リードを守れず、逆転負けを喫した。

 3回に9番投手のギルメットの右前打を皮切りに、山崎の先制中前打、山田の2点左前打など6安打を集中し、5得点。主導権を握ったが、80球を超えた5回に先発ギルメットが突然乱れて3失点した。

 救援陣は、2番手の石山が2死二、三塁のピンチを三振で切り抜けたが、3番手の松岡、4番手の近藤、5番手の秋吉は立て続けに失点した。伊藤智仁投手コーチ(46)は「石山は3連投で今日は6回は松岡と決めていた」と継投の理由を説明した。

 これで今季92敗目となり球団ワーストの94敗が近づいた。