巨人菅野智之投手(27)が、両リーグ単独トップの17勝目(5敗)を挙げた。

 今季4戦4勝と得意にするヤクルト打線を、序盤から圧倒した。3回までは完全投球。6回を2安打4奪三振無失点に抑え、救援に託した。今季2度目の自身5連勝で防御率は1・59。勝利数と防御率の2部門でリーグトップを独走する。

 「できればもう少し長いイニングを投げないといけない。中継ぎの皆さんに感謝です。17勝は、野手の皆さんにたくさん助けてもらった結果です。勝ち続けることがCSへの近道。最後まで意地を見せたい」と、球団11年連続のクライマックスシリーズ進出だけを見据えた。