ヤクルトが、今季限りでの退団を表明した広島石井琢朗打撃コーチ(47)、河田雄祐外野守備走塁コーチ(49)の招聘(しょうへい)を検討していることが5日、分かった。

 連覇を果たした広島を強化した2人の手腕を高く評価。シーズン終了を待って交渉に乗り出す可能性が高い。また、高津臣吾2軍監督(48)は続投。野村克則1軍バッテリーコーチ(44)と野口寿浩2軍バッテリーコーチ(46)は配置転換され、杉村繁1軍チーフ打撃コーチ(60)は1、2軍の巡回コーチとなる見込み。

 この日、伊藤智仁投手コーチ(46)と押尾健一戦略コーチ兼投手コーチ補佐(46)の退団が発表された。