ソフトバンク高卒2年目の茶谷健太内野手(19)がプロ初打席で初安打を放った。この日1軍に初昇格。4回裏から松田に代わって三塁守備に入った。6回にまわってきた初打席、楽天則本の初球111キロカーブを左前へ運んだ。「もし打席に立ったら、3回しっかり振っていきたい」と話していたが、宣言通りの積極打法で初安打を記録した。記念のボールは左翼手→遊撃手→一塁手→鳥越一塁コーチ→ベンチの川島とリレーされ、無事一塁側ソフトバンクベンチへ渡った。

 帝京三から15年ドラフト4位で入団。ドラフト会議では「投手」として指名されたが、「内野手」として入団した。試合前に工藤監督は「初々しくていいね。投手出身だから肩がいいよね」と期待していたが、見事に応えた。