楽天梨田昌孝監督(64)の去就はポストシーズンの戦いぶりにかかっている。同監督が2年契約の最終年であることが10日、分かった。

 15年オフから就任し、当初は3年契約とみられていたが、今季限りであることが判明。来季去就は未定だ。チームはこの日、レギュラーシーズン3位で全日程を終了。14日から始まる西武とのCSファーストステージに挑む。リーグ優勝を逃したため、13年以来の日本一が目標だ。

 本拠地Koboパーク宮城でシーズン最終戦を観戦した立花球団社長は、報道陣から梨田監督の去就を問われ「1年間やってきたことを協議して、シーズン終了後に話し合うことになっているのでしっかり議論したい」と説明した。

 今月下旬にも三木谷オーナーと話し合い、梨田監督が出席するシーズン報告会の場で結論が出る。