16日に予定されていた阪神-DeNAのセ・クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第3戦(甲子園)は雨天中止となり、今日17日に順延された。前日の第2戦は、開始63分遅れで雨と泥まみれの中で強行されたが、この日はさらに状態が悪化。長年、甲子園の整備を手がける阪神園芸もお手上げで、午後3時に早々と中止が決まった。

 ◆阪神園芸 1968年(昭43)設立。兵庫県西宮市に本社を置く、阪急阪神東宝グループの総合緑化事業会社。甲子園球場、鳴尾浜球場、Koboパーク宮城などプロ野球本拠地をはじめ、スポーツ施設の芝生管理やグラウンド整備を請け負う。学校や商業施設、公園など緑地に関する調査、企画、施工、運営管理も行う。チームの信頼は厚く、13年8月31日の広島戦、降雨の中で11セーブを挙げた阪神福原は「阪神園芸さんのおかげです」と感謝。