16日に予定されていた阪神-DeNAのセ・クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第3戦(甲子園)は雨天中止となり、今日17日に順延された。前日の第2戦は、開始63分遅れで雨と泥まみれの中で強行されたが、この日はさらに状態が悪化。長年、甲子園の整備を手がける阪神園芸もお手上げで、午後3時に早々と中止が決まった。

 阪神金本監督は中止決定を「お互いだが、ああいう状態でやると、体の疲れはね。絶対にいらん力が入ってくる。明日いいコンディションでできるなら。昨日はケガがなかったのが、何より一番」と前向きに受け入れた。今日の決戦、先発は今季2戦2敗のウィーランドが予想される。同監督は前夜にCS初アーチを含む4安打の新人大山をキーマンに挙げた。「感じも良くなってきたし、速い球に強い。昨日は2本とも変化球だったかな。対応力があります」と期待。