右脇腹を痛めているソフトバンク柳田悠岐外野手(29)のCSファイナルステージ欠場が16日、事実上決まった。

 福岡・筑後市のファーム施設でリハビリを行ったが、まだ全力で走れない状態。約40メートルのキャッチボールはしたが、バットを握ることなく、室内での治療に時間を充てた。前日15日には負傷後初めてティー打撃を試みたが、数球で断念。この日も「痛みは変わらない。投げるのは大丈夫だが、振るのはまだ痛い」と、顔をしかめた。

 最終的に今日17日の動きをみて決定するが、工藤監督は「難しそうだなというのはある」と無念そうな表情。斉藤リハビリ担当コーチは「まだ怖さがあるし、痛みがゼロになるまでは慎重にいかないと」と話しており、28日からの日本シリーズでの復帰を目指す。