ソフトバンクが楽天に敗れ、アドバンテージの1勝を含め1勝1敗のタイとなった。

 ソフトバンク工藤公康監督(54)は「東浜が本塁打を打たれた球は全部変化球。こわごわと投げている感じに見えた」と、先発東浜について振り返った。

 自慢の中継ぎ陣は無失点リレー。「緊張感の中で投げられるのはうれしいこと。経験できるのは大事」と話した。

 8回には左の高梨に対し吉村を起用。楽天が右の福山に交代させたが、工藤監督はそのまま吉村を打たせた。「代打の代打よりは打席に立たせておくことの方が大事」と説明。1点差で敗れたが、リーグ優勝から1カ月も間隔が空いたチームにとっては、第2戦以降につながる敗戦となった。