DeNAが「恐怖の8番打者」で日本シリーズに王手をかける。

 22日、広島とのCSファイナルSは2日連続で雨天中止。2勝2敗で迎える今日23日の第4戦、先発見込みのウィーランドは、軽めに調整し「雨が続いているが、ネガティブになる必要はない。1つでも質の高くて、低めに制球した球を投げることがカギ。準備はできている」。ラミレス監督は変幻自在のローテ再編をし、明日24日第5戦は中5日で石田先発の可能性が浮上。2人の連勝で突破を決める。

 先手のウィーランドは球団史上41年ぶりの投手3本塁打を、すべて広島から打った。打率も5試合ながら5割3分8厘と、他球団に比べてずば抜けており「相性の良さは感じている。打ったヒットは追い込まれる前に打っているからだと思う」と自覚。ここまでファイナルSでの3試合で「チームと一緒に戦いたい」と、すべてベンチ入りした。熱いハートを胸に秘め、投打両面の活躍を誓った。