日本ハムは23日、895冊の本を一般社団法人「北海道ブックシェアリング」(江別市、荒井宏明代表)に寄贈したと発表した。

 読書促進全道キャンペーン「グラブを本に持ちかえて」の一環で「読み終えた本をみんなでシェア」と題し、書籍は札幌ドームでの公式戦開催日にファンから集めた。さまざまなジャンルの本が段ボール18箱分、寄せられた。

 選手会長の大野奨太捕手(30)は「札幌ドームへ本を持参してくださった皆様に対し、選手一同心より感謝申し上げます。お寄せいただいた本が、また新たな人の手に渡って知識や教養を高めることに役立てば、自分たちもとてもうれしく思います」とコメントした。

 選手会が著者となり制作した絵本「もりのやきゅうちーむふぁいたーず」が2016年の「けんぶち絵本の里大賞」で次点にあたる「びばからす賞」を受賞し、受け取った賞金の一部も併せて贈呈した。