ソフトバンクは29日、大隣憲司投手(32)、山田大樹投手(29)、島袋洋奨投手(25)に対し、構想外を通告した。福岡・筑後市のファーム施設で通告した三笠球団統括本部本部長は、「それぞれといろいろ話をしました」と話した。

 06年希望枠左腕の大隣は主に先発で活躍し、08年に11勝、12年に12勝を挙げるなど、通算52勝(48敗)をマーク。13年6月には国指定の難病・黄色靱帯(じんたい)骨化症の手術を受けた。今季1軍登板は1試合にとどまり、今後は未定。

 06年育成ドラフト1位の山田は10年に支配下を勝ち取り、12年に8勝を挙げるなど通算24勝(26敗)。今季は1軍登板2試合。ウエスタン・リーグでは2年連続最多勝利投手賞(10勝)を獲得しており、他球団でのプレーに意欲を見せている。興南時代に甲子園で春夏連覇した島袋は、8月に左肘を手術してリハビリ中。球団は育成での再契約を検討している。