日本ハムの来季1軍野手総合コーチに、元巨人の緒方耕一氏(49=日刊スポーツ評論家)が就任することが30日、分かった。

 俊足巧打の両打ち打者として2度の盗塁王を獲得した同氏は、引退後も巨人でコーチを歴任。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも2大会連続でコーチを務めた。

 ◆緒方耕一(おがた・こういち)1968年(昭43)9月2日、熊本県生まれ。熊本工時代に甲子園出場、86年ドラフト6位で巨人に入団する。90年、93年に2度盗塁王。12年間の現役で二塁、遊撃、外野を守り、94年に西武との日本シリーズで満塁本塁打を放った。1軍通算成績は685試合、打率2割6分3厘、17本塁打、130打点。02、03年と06~10年に巨人でコーチ、09年、13年WBCでは日本代表のコーチを務めている。現役時代は175センチ、68キロ、右投げ両打ち。