阪神上本博紀内野手(31)が近日中に右足首の手術を受けることが6日、分かった。球団関係者によると、クリーニング手術になる見通しで、来季に影響はないとみられる。

 上本は今季5月5日広島戦の二塁守備中に右足首を捻挫し、以降は慢性的な痛みと戦いながらプレーを続けていた。鳴尾浜でトレーニングを続けていたが、オフの早い段階で患部を万全な状態に戻し、来季に向けた準備を進めていくもようだ。

 今季は二塁レギュラーの座を奪い取り、125試合出場で打率2割8分4厘、9本塁打をマーク。いやらしい打撃に磨きをかけ、チームのCS進出に貢献していた。来季も二塁レギュラーの有力候補だが、秋季キャンプで二塁挑戦中の大山や西岡ら強力なライバルとの争いも控えており、いち早く手術に踏み切るとみられる。