巨人宇佐見真吾捕手(24)が左手首を痛め、侍ジャパンの辞退が濃厚になったことが7日、分かった。稲葉監督の初陣に向けて今日8日から宮崎で代表合宿が開始されるが、強打の若手捕手が目前でアクシデントに見舞われた。巨人での秋季キャンプに参加し、前日6日の練習試合の韓国・ハンファ戦では2点適時二塁打を放っていた。だが左手首を痛め、当面のプレーが難しい状態となった。

 今季は8月から1軍昇格し、劇的な本塁打を連発して打率3割5分、4本塁打と頭角を現した。ソフトバンク甲斐、ロッテ田村ら他球団の若手主力捕手とともに選出され「1つでも多く吸収して来年につなげたい」と意気込んでいたが、手痛い負傷となった。最終的には今日8日に判断し、辞退が決まる見通し。その場合は、今季100試合出場のオリックス若月健矢捕手(22)が召集される可能性が高い。