堀瑞輝投手(19)が緊急登板で最後を締めた。

 9回1死満塁でマウンドに上がり、先頭に押し出し死球を与えたが、次打者を遊ゴロ併殺にしとめた。「緊張せず、しっかり集中できました。普通にいつも通りいければ、という感じでした。最後にマウンドに立てるのはうれしいこと」と少し笑みを浮かべた。

 初戦の韓国戦でも延長10回に2死一、二塁で登板して抑えた。その裏にサヨナラ勝ちで勝ち投手に。19歳の働きぶりに建山投手コーチは「彼はマウンドに上がると、いい意味で変わる。そういうところを期待して招集したのもある」と頼もしげだった。