中日岩瀬仁紀投手(43)が20日、カムバック賞とコミッショナー特別賞の受賞を表彰された。

 左肘の故障を乗り越え、今季は6月に12年ぶりの月間MVPを受賞するなど、中継ぎで活躍。50試合で3勝6敗2セーブ、防御率4・79の成績だった。8月には通算950試合登板の日本記録を樹立し、通算954登板まで記録を伸ばした。

 「2年間まともに投げられず、今年こそはという思いで頑張ってきた。成績に満足はしていないが、1軍で投げられる喜びを思い出した。来年以降は前人未到の1000試合登板というものがある。それに向けて頑張りたい。ドラゴンズには強い時代があったので、また強い世代になるように何とか引っ張っていきたい」と壇上でコメントした。球界最年長は来季が20年目。コーチ兼任の新たな肩書で大記録に挑戦する。