日本ハム大谷翔平投手(23)の大リーグ移籍のために、異例の「大谷ルール」が誕生した。日本野球機構(NPB)、米大リーグ機構(MLB)、大リーグ選手会による新ポスティングシステム交渉が22日、合意した。新制度は18年からで、今オフの大谷には旧協定通りの譲渡金2000万ドル(約23億円)が採用される。

 日本ハム大谷は、ポスティング制度が合意したことに関しては「今日はそういう日じゃないので」と発言を控えた。この日は北海道月形町でのイベントに参加。メジャーに挑戦する来季以降について「離れても応援してもらえるならうれしい。この5年間を大事にして、てっぺん目指して頑張っていきたい」と話した。

 一緒に訪問する予定だった新垣が、ウイルス性急性結膜炎で欠席。「トークは8割方任せようと思っていた。予想外だった」と動揺も、「(新垣はトークが)野球よりもメインの仕事なので、そこに来なくてどうするんですかね」とニヤリ。きつい冗談でファンの笑いを誘った。

 ドラフト1位の清宮には「第一印象はどっしり感がすごかった。手本になる先輩がたくさんいるから頑張って欲しい」とエール。チームメートには「心の底から信頼している人はゼロ」と再び笑わせると、最後は同町名産のトマトジュースを一気飲みして、トマト嫌いも克服。エンターテイナーぶりを発揮した。