楽天の星野仙一球団副会長の野球殿堂入りを祝う会が1日、大阪市内のホテルで開催され、ソフトバンクの王貞治球団会長や阪神監督時代の教え子の金本知憲現阪神監督ら約950人が祝福した。星野氏は「これだけ大勢に祝福していただいて本当に幸せな男」と感慨深げだった。

 現役時代に対戦していた王氏は「野球界に恩返しする年代になってきた。お互い体に気をつけて野球界のために頑張りましょう」とあいさつ。星野氏は2003年にセ・リーグを制した時の阪神のメンバーだった金本監督や赤星憲広氏らと登壇し「(優勝で)私の人生が変わった。それくらい彼らに感謝したい」と語った。

 最後のあいさつでは「私の夢は甲子園で楽天と(阪神が)日本シリーズをやること。生きている間にやってほしい」と期待を込めた。