虎のロザリオ誕生が最終段階に突入した。

 阪神山中利彦球団本部部長国際スカウト担当が4日までに、ドミニカ共和国に向け、出国していたことが判明した。マテオとドリスの再契約をまとめつつ、新外国人候補であるウィリン・ロザリオ内野手(28=韓国・ハンファ)との正式契約を完了させることが、ミッションだ。契約交渉はすでに大筋で合意しており、細部を詰めて、獲得発表の流れになる。渉外担当が動いたことで、交渉もいよいよ大詰めだ。ロザリオは韓国球界で2年連続で3割、30本塁打、100打点以上。4番を任せられる大砲獲得が今オフの最優先課題に挙がっている。