ヤクルト成瀬善久投手(32)が11日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨みし、1億2400万円減の2000万円(推定)でサインした。

 成瀬はFAで移籍して3年契約を結び、今季がその最終年だったが12試合登板(うち先発1試合)で0勝1敗、防御率5・40に終わった。86%の大幅減俸となったが「契約させてもらえましたね、なんとか。ふがいなかった。(ヤクルトに)来てから迷惑しか掛けてない。あらためてやるしかないと思いました」と反省。

 通算100勝まであと4勝に迫っており、来季に向けて「まず目の前の目標はローテーションを勝ち取ること。勝ち取れたら、次はローテーションを守ること。その次が2ケタ勝利。ここ何年かできてませんけど、目の前の1つ1つの目標をクリアしていけたら、先が見える」と話した。