ヤクルト中村悠平捕手(27)が15日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、300万円増の5400万円でサインした。

 今季は127試合に出場し、打率2割4分3厘。正捕手としてチームを支えた。来季は選手会長としても先頭に立って引っ張る立場となり、この日の交渉でも選手側の意見を球団にぶつけた。「小さいことですけど、神宮の室内が12月中に使えないことが多いので、練習環境の悪さとかを話した」と練習面での改善を求めたり、「試合後に食事を取れるというのを導入するというのも聞いた。独身の選手は栄養補給できるし、既婚者の希望者も取れる。食べてすぐに寝るというのから時間が空くと思う」と球団から食事面での改善を聞くなど、精力的に話し合った。