日本ハム栗山監督が、待望の新助っ人の活躍を早くも確信した。16日、札幌市内で行われたファイターズジュニアの壮行試合の激励に訪れた。

 15日にメジャー4年間で通算44本塁打の前ダイヤモンドバックス傘下のオズワルド・アルシア外野手(26)の加入が決まり、レギュラー争いの激化を期待。「打ち方は違うけど、数字のイメージはペタジーニ。逆方向にも打てて(打)率も残せる」。かつてヤクルトや巨人で活躍した左の強打者の姿を重ねた。

 ポジションは外野のほか、内野やDHでの起用など複数のパターンで模索している。14年オフに加入した左打者ハーミッダは、メジャー計5球団で632試合出場と実績を持ちながら爆発には至らなかった。指揮官も「まさか(同年オフに入団した)レアードのほうが活躍するとは思わなかったよね」と振り返り「日本への思いとか大事になってくる。活躍させてあげるために、こちらが何とかしないといけない」と全面的なバックアップを、自らに命じていた。