ソフトバンクからFA宣言した鶴岡慎也捕手(36)が5年ぶりに日本ハムへ復帰することが18日、決まった。

 札幌市内のホテルで2度目の入団交渉を行い、契約に合意。栗山英樹監督(56)も同席して、入団会見に臨んだ。「僕にとってファイターズというチーム、北海道は特別。うれしいです」と、笑顔で話した。背番号は22に決まった。日本ハムがFA宣言選手を獲得するのは05年の稲葉以来、2人目。

 鶴岡は13年オフに日本ハムからFA宣言してソフトバンク入り。4年間プレーし、古巣に戻ることになった。「(背番号)22番でチームを出ていった。僕が帰ってくる時に空き番号だったのは縁を感じる。チームが日本一になるための潤滑油になりたい」と、日本一奪回に貢献することを誓った。栗山監督も「ぜひ帰ってきてもらいたいと思っていた。うれしい」と、期待を寄せた。