巨人のドラフト1位鍬原拓也投手(21=中大)が18日、川崎市内のジャイアンツ球場でシャドーピッチングを行った。新人合同自主トレの練習後の自主練習で、黙々と腕を振った。

 ブルペンに入ると鏡を前に置き、約20分間フォームを確認しながらタオルで風を切った。寮では毎日シャドーピッチングを行っているが、傾斜を使っての練習は初だった。

 上半身のコンディション不良で一部別メニューだったが、この日は室内練習場で行われたキャッチボールも他の新人と同じく約45メートルの距離を投げた。ノックでも二塁守備で捕球した後にネットスローを行うなど着実に状態を上げている。「段階を踏んでやって、フォーム固めをしたい。今日は時間があるので(シャドーを)やっておこうかなと思った。キャッチボールを思い出して修整するという意味です」と説明した。