阪神ドラフト1位の馬場皐輔投手(22=仙台大)が18日、プロ入り後初めてブルペン入りした。

 新人合同自主トレに参加し、練習終盤でブルペンに入り、捕手を立たせた状態で、直球のみ35球を投じた。「最初ということもあったので、傾斜の角度やフォームなど確認するポイントがいくつかあったので、そこを確認しながら投げました」と風邪による体調不良で14日から2日間別メニューで行うなど、調整の遅れが心配されたが、問題ないことを証明した。

 この日は、矢野2軍監督ほか多くの関係者が視察に訪れ、馬場の投球を見ていた。矢野は「今日見た感じでは見られている感じがないというか、気負っている感じもなく、堂々としていた。これから楽しみです」と期待の右腕の初投げに太鼓判を押した。